シリーズ第6回目 シリーズの第4回目〜第6回目は、カナダです。 カナダは、バンクーバーからナイアガラまで 、7000Kmの旅です。第6回目はレイク・ルイーズからカルガリーを経て、ナイアガラへ入ります。 |
1.カナダの概要
(1) カナダは、世界第二の大きな国
カナダは、太平洋・大西洋・北極海の三つの海に囲まれ、南はアメリカ合衆国と国境を接しています。
国土は10の州と2つの準州に分かれています。各州は、それぞれ州政府を持ち、それが連合して連邦政府を形成しています。
昔、イギリスとフランスがこの国に植民地を築いた歴史的経過から、現在でも、英語とフランス語が公用語になっています。
この国は、東西に長くのびていることから、国内で4時間30分の時差があるので、移動の際は注意が必要です。
(2) 気候と旅行の服装
広大な国土を持つカナダは、地域によって、気候が全然違うため、旅行の服装には気遣いが必要でしょう。
バ� �クーバー周辺は、比較的穏やかな気候で、冬も暖かなようですが、夏でも朝夕は肌寒い日もありました。
山岳地帯のロッキー地方は、夏でも朝夕の冷え込みは、相当なものです。
オンタリオ州あたりは、夏はかなり暑く感じました。
服装は、行く地域にあわせて考えるべきでしょう。
(3) カナダへの交通
日本からは、直行便と米国経由の両方の方法で、入ることが出来ます。
米国経由の場合、シアトル・ロサンゼルス・ポートランド・デトロイト・ニューヨークなどから乗り継いで入ることになります。
バンクーバーへ入るには、米国経由の場合、シアトルへ一旦飛ぶということになります。
PECOとCHIKOはシアトルから、バスで陸路カナダに入りました。ハイウエー沿いの入国手続きなんて初体験!!
(4) その他
カナダでも、ほとんどの都市のお店では、日本語と日本円が通用しました。
この国では、チップが定着しているので、忘れていやな思いをしないように注意しましょう。
それから、大事なことを一つ。カナダでものを買うと、かなり高いTAX(いわゆる消費税)が付きましたが、
旅行者については、ものを購入した分のみ、国外へ出てから還付してくれる制度がありました。
カナダ出国の時に、その税金の還付請求書類をもらい、帰国後レシート等を添えて還付請求すると、
カナダの国税局(というのでしょうネ)から小切手を送ってくれました。
次にカナダへ行く予定のない人は、銀行に取り立て依頼することになります。
この� �合銀行の手数料と、還付額と比べてどうするか決める必要がありますが、取り立てたら損になる場合は、
アルバムにでも貼っておけば記念になると思います。PECOの場合は、2000円ほど得になりました。
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前回に引き続きカナダの旅です。
今回はカナダシリーズの最終、
レイク・ルイーズからカルガリー、トロント、そしてナイアガラへ入ります。
今回のハイライトは、ナイアガラ大瀑布ですが、
ナイアガラ・オン・ザ・レイクもとても良い町です。
ご紹介したい写真が多いのに、重くしたくないという矛盾を抱えて……… (-_-;)
次回はニュージーランドへ行ってみたいと思います。
ニュージーランドは、もう少し後までとっておく積もりでしたが
またまたリクエストがあって ……… (^_^;)
(1) レイク・ルイーズの概要
カナディアン・ロッキーには数多くの美しい湖がありますが、
最も人気のあるのが、このレイク・ルイーズでしょう。
この湖は、長さ2.4Km、幅は800m、水深は70mもあるそうです。
この湖は、氷河の浸食作用によって出来た窪みに氷河の溶け水が貯まって出来た氷河湖です。
エメラルド・グリーンの湖水はあくまでも澄み切って、そこへビクトリア・マウンティンが影を落とす様は、
まさに絶景としか言いようがありません。
この湖のことを現地の先住民であるインディアンは、『小さな魚の湖』と呼んでいたそうですが、
白人で初めてこの湖を見たトム・ウイルソンは『エ� �ラルド湖』と名付けたのですが、
後にヴィクトリア女王の娘ルイーズにちなんで、レイク・ルイーズと呼ばれるようになったんだそうです。
それと、この湖の周辺はとても天候が変わりやすく、ベストな状態での湖を見ようとすれば、
1泊ではネ〜!! よっぽど運が良くなきゃネ〜!!!!!
ちなみに、PECO&CHIKOもベストな湖は見れませんでした。 (-_-;)
(2)現地への交通
バンフからレイク・ルイーズへ直接入るバスや列車はないそうです。
最寄りのレイク・ルイーズ・ジャンクションからでも4km離れており、
レイク・ルイーズの町というのはありません。
バンフからは観光バスのツアーを利用するか、レンタカー利用が便利でしょう。
またはバス(ブルースター社)でジャンクションまで行き、後は4kmをテクル人も居ます。
体力のある人はバンフから57kmをレンタサイクルでどうぞ。
(3) 食 事
レイク・ルイーズの周りには町がありません。
したがって、レストランも…………
でも心配はいりません。ホテル・レイク・ルイーズには、展望が自慢の最上階のレストラン。
炭火焼き料理のサパークラブ。ロビーラウンジ、屋外のカフェなどがあります。
どうしても町のレストランでと言う人は、4kmテクッてジャンクションへどうぞ!!
(4) ショッピング
これもどうしてもお買い物という人は、ホテル内でどうぞ。
ホテル内のお店には、ブランドものもありますし、お土産ぐらいはGET出来るでしょうが、
まあ、ここで買い物しようなんて気の起きる人は、そうはいないでしょう。
それよりも、美しい湖を眺めながらTEA ROOMでお茶の方が思い出になりますよ!!
【ホテル・レイク・ルイーズ】
日本人観光客お馴染みのホテルです。
カナダの観光ポスターには必ず登場するので、誰でも『ああ、あれか〜』ですよね。
ビクトリア・マウンティンとレイク・ルイーズを専用のお庭にするという贅沢なホテルです。
ここのTea Roomで提供されるティーサービスのサンドウィッチは絶品!!
【レイク・ルイーズ】
記念写真の定番は、ホテルの前庭に出て、荷車(荷車と言うんでしょうか?)と湖を背景に。
また湖岸へ出て、ちょうど山あいに入るように立って。
要するに、絵はがきか観光ポスターの図柄になるわけですね!!
それと、出発後に聞いたのですが、左側にあるボートハウスの所まで行けば、
ベストショットが撮れるらしいのですが、聞いたのが出発してしまってから!!
ウーム!! 残念!! こりゃ〜 もう一遍行かなくちゃ!! (^_^;)
男性と女性が物理的に等しい
○ レイク・ルイーズ その1 ご覧のとおり、絵はがき的記念写真となりました。 | ○ レイク・ルイーズ その2 この景色は、カナダ旅行ののポスターや絵はがきに必ず登場しますよね。 本当に美しい湖でした。 |
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この二つの街は、ロッキーからナイアガラへ行く途中に、ほんの少し立ち寄ったものです。
【カルガリー】
ロッキー観光の入り口に当たる大都市です。
ここカルガリーで、1988年の冬季オリンピックが、開催されたことはご存じですよね。
この跡地が、カナダ・オリンピック・パークとして保存されています。
スキーのジャンプ台なんかもあって、なるほどそうだったんだと思わされます。
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【トロント・オンタリオ湖】
トロントは、五大湖の一つオンタリオ湖に面した、オンタリオ州の州都です。
PECO&CHIKOは、カルガリーから飛行機で、トロント国際空港へ飛びました。
ここからバスでナイアガラへ入るわけです。
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(1) ナイアガラ大瀑布の概要
エリー湖とオンタリオ湖の中間にある世界最大の滝です。
腹に響く轟音ともうもうと立ち上る水煙!! 言葉もありません!!
その落差50m!! そう、ビルの高さから水が落ちているのです。
圧倒的な水量が何万年も変わらず、落ち続けます。
その前に立つと、『たかが水が落ちてるだけ』とCHIKOに言った言葉が力を失います。
PECOもCHIKOも、ただ、ただ立ちつくしました。
(2) 現地への交通
ナイアガラへは、カナダ側ではトロントから、アメリカ側ではバッファローから入ります。
トロントからナイア� �ラへは車で約2時間かかります。
ナイアガラのカナダ側から、ナイアガラ川に掛かるレインボー・ブリッジを渡れば、
橋の途中でアメリカへ入ります。(橋の真ん中が国境というわけです。)
夜、この橋を渡ってアメリカ側へ入った物好きな人も居ました。(PECOではありません!!!!)
帰国の際は、バスでこの橋を渡り、バッファローへ出て飛行機に乗りました。
(3) 見 所
ナイアガラの滝を見ることにつきます。
まず滝のそばの広場から水平に見る滝。
次に霧の乙女号という船に乗って、間近まで行って下から見る滝。
シーニック・トンネルというトンネルから本当に近々と見る� ��。
それから、スカイロンタワーなどのタワーから見下ろす滝。
ホテルのテラスから見るライトアップされた滝。
いろいろな滝の表情を見ることが出来ます。
(4) 買い物
ここでは、もう、うんざりするほどお店があります。
PECOとCHIKOはもう買うものがなくなったので、ウィンドウショッピングだけですが、
皆それぞれに買い物に繰り出していきます。。
買わないのにCHIKOはメープルシロップ、PECOはカウチンセーターをゲット!!
……… 買わないのに何でゲットや!! 万引きでもしたんか!! (誰かさん) ………
……… なっ なんちゅうこと言いまんねん!! あんたやあるまいし!! (PECO) ………
それについては、また後でお話します。
(5) 食 事
【The Loose Boat】
あの巨泉さんのお店『OKギフトショップ』からさほど離れていないところにあるレストラン。
シーフード・スープとロブ スター料理が美味しい。
TEL (416)357−4500
【Top of The Rainbow】
ミノルタタワーの中にある展望レストラン。カナダ滝のイルミネーションを見ながら食事が出来ます。
観光客の人気が高いので、必ず予約をした方がよいと思います。
値段の方は、まあ、そこそこというところでしょう。
TEL (416)356−1501
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滝のそばで水平に見たナイアガラです。
○ カナダ滝とアメリカ滝 手前の滝がアメリカ滝で、奥に見えるのがカナダ滝です。 | |
○ カナダ滝 その1 轟々と流れ落ちる滝の水音は、このくらいの距離でも耳をろうするばかりの音です。 | ○ カナダ滝 その2 このすさまじい水の量はどうでしょう。 |
【霧の乙女号】
カナダ滝の落下地点ぎりぎりまで連れて行ってくれる観光船です。
何しろ、滝壺に近づくと船は大揺れ。大した迫力です。
乗船するときに青い合羽を貸してくれますが、滝の水しぶきを防ぐためのものです。
しかし、身体は濡れなくても、顔や髪の毛、足下などはビショ濡れになります。
ここで、これから行かれる方に一言。ビニール袋とタオルは必需品です。
まず、乗船したら靴は脱いでビニール袋へ、ズボンは裾をめくり上げておいた方がよいでしょう。
カメラは、これもビニール袋に入れて、レンズの所だけ穴を開けておきましょう。
それと、青い合羽(これがとてつもなく臭いのです。)の下に着込むビニールのレインコート� �用意してください。
この合羽の話は、失敗談の方でお話しします。
○ 霧の乙女号 その1いよいよカナダ滝の滝壺に迫ります。 立ち上る水煙に、着ている合羽はびっしょりです。 | ○ 霧の乙女号 その2 これはほとんどカナダ滝の滝壺のそばです。 凄い轟音と水煙に、船上では悲鳴やら歓声が入り乱れます。 | ○ 霧の乙女号 その3 カナダ滝からこのくらい離れても、その轟音は腹に響きます。船の上では、濡れたズボンの裾を絞る人も。 フランチャイズ税とは何か |
【シーニック・トンネル】
カナダ滝を最も近くから見ることが出来ます。
エレベーターで地下へ下り、トンネルを通って進むと、滝の裏側を見ることの出来るところへ出ます。
ここへ入るときは、黄色のビニールのレインコートを呉れます。(これは臭くない!!)
至近距離から見る滝は、本当に凄い迫力です。
○ トンネル内 その1 CHIKOの後ろは直ぐに滝です。 おしゃべりしてもほとんど聞こえないほどの轟音です。小声でCHIKOの悪口を言ってみましたが、大成功!! 聞こえないので、CHIKOは何を言ってもニコニコ | ○ トンネル内 その2 トンネルから、流れ落ちる滝の横っ腹を見たところです。 |
【スカイロン・タワーから見た滝】
カナダのCPホテルの所有で、高さ160mもあります。
エレベーターで展望台へ上ると、アメリカ滝・カナダ滝の
二つの滝の全貌を見下ろす形になります。
タワーとしては、他にミノルタタワー(107m)や
コダックタワー(118m)がありますが、
このタワーが一番高いタワーとして広く知られています。
(料金も一番高い!!!!)
○ アメリカ滝 これがアメリカ滝の全貌です。 アメリカ滝は、カナダ滝のやや下流に位置しています。 その規模もカナダ滝に比べるとかなり小さい滝です。 (カナダ滝に比べると、ということですよ!!) | ○ カナダ滝 まさに、これがナイアガラの主役です。 |
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【夜のナイアガラフォールズ】
夜になると、いろいろな色の光で、ライトアップされた滝を見ることが出来ます。
又、金曜日の夜は、それに加えて花火が打ち上げられます。
○ 夜のナイアガラ その1 カラーライトでライトアップされた夜のナイアガラです。 | ○ 夜のナイアガラ その2 金曜日の夜、ナイアガラで花火が打ち上げられます。 でも、花火は日本の花火の方が綺麗ですし、やはりナイアガラは、自然の偉大さの分かる見方をした方がねッ……… | ○ 夜のナイアガラ その3 これもナイアガラの花火です。 |
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【ナイアガラ・オン・ザ・レイクへの途中で】
○ ウエイサイド教会 世界で最も小さい教会といわれている教会です。 | ○ ウアール・プールと スパニッシュカー 1 ウアールプールは、ナイアガラ川がカーブする地点に出来た、流れの力による渦が巻いているところです。 | ○ ウアール・プールと スパニッシュカー 2これが、ウアールプールのすさまじい流れです。 |
○ 花時計 サー・アダムズ発電所の近くにある花時計です。 | ○ クイーンストン・ハイツ 19世紀の初め、将軍アイザック・ブロック卿が、アメリカ軍により占拠されていたこのハイツを、奪い返し、カナダの英雄となったそうです。 |
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(1) ナイアガラオン・ザ・レイクの概要
ナイアガラ・フォールズから北へ13Kmの所にあります。
ここは、昔のアッパー・カナダ首府だったところで、
19世紀のイギリスの面影を今に伝える、美しい町です。
(2) 現地への交通
ナイアガラからは、公共の交通機関はないようですが、
ナイアガラの霧の乙女号乗り場か、バスディーポから
洒落た赤い2階建てバスが出ています。
(3) 見 所
これといったものがない代わりに、町全体が旧いイギリスの町を見るようで、
ブラブラ歩いてみると面白いと� �います。
この町の中心は、クイーンズ・ストリートですが、ここにあるホテル『プリンス・
オブ・ウエールズ』は本当に映画に出てくるような、クラシックな建物です。
(4) 買い物
ここには、いろいろなお店がありますが、ブラブラとウインドウ・ショッピングを
楽しんだ方がいいと思います。
まあ、買うとすればメープルシロップくらいではないかと思います。
お宝の目利きが出来れば、アンティークなども良いかも知れません。
(5) 食 事
散歩に疲れたら、一寸カフェでお茶とケーキぐらいに思っていた方が……
IRSは、直接預金の何日かありません
○ ナイアガラ・オン ・ザ・レイク その1 オン・ザ・レイクの街角です。 CHIKOの後ろに、プリンス・オブ・ウエールズ・ホテルが見えます。 | ○ ナイアガラ・オン ・ザ・レイク その2 アンティークショップの前で。 この町には、このようなお店が沢山あります。 いかにも旧い町にふさわしいたたずまいです。 |
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さて、いよいよみなさんお待ちかね?の失敗談です。
これはなかなか受けてるようです。人の不幸は密の味!! おもろいもんね〜
【失敗その1】
ナイアガラフォールズの『霧の乙女号』でのことです。
『霧の乙女号』では、乗船の時青色の合羽を貸してくれるということは、先に書きましたよね。
実は、この合羽については、以前カナダに行ったことのある友人からサジェッションがあったんです。
その友人の話では、この合羽が猛烈に臭いので、直に着ない方が良いということでした。
どうやらこの合羽は、多くの人に貸しているのですが、ろくに洗わないで使っているため、
染みこんだ汗が発酵して臭いにおいを出しているんだそうです。
学校の柔道部の部屋においてある、柔道着のにおい!!!! をご存じの方は、よく分かると思います。
PECO&CHIKOも体験して分かったのですが、あの柔道� ��をずっと置きっぱなしにした様な感じです。
そこで、PECO&CHIKOは旅行準備をするときに、ビニールのレインコートの上下を購入しました。
さて、いよいよ乗船です。渡された合羽は、やはり話し通り猛烈なにおいを発しています。
でも、チャーンと『傾向と対策』に怠りはありません!!
二人とも青い合羽の下に、ビニールのレインコートを着込みました。
……… へっ へっ へ これで大丈夫、大丈夫 頭の問題じゃ (PECO&CHIKO) ………
……… そら良かった。 準備して行って良かったちゅうこっちゃな (誰かさん) ………
……… そない 先を急ぎなさんな。話はこれ� ��らよ (PECO) ………
さて、『霧の乙女号』は滝壺まで行って、引き返します。
PECO&CHIKOは濡れることもなく、においも付かず、大満足で下船しました。
船を下りて青い合羽を係りのお兄さんに返すとき、
お兄さんは二人のビニールのレインコートを見て、にこっと笑ってウインク。
「どんなもんじゃい 日本人の頭の良さに驚いたか!! 」(PECO)
船を下りた後は昼食です。
ところが、どうもさっきの合羽のにおいが ??? ……… (PECO&CHIKO)
CHIKOも「臭い臭い」といいます。
どうやらにおいの発生源は、PECOの手首のあたりのようです。
「 んな筈ないよネ ビニールのレインコート着てたもんネ 」(PECO)
「でもやっぱり臭いよ」(CHIKO)
「なんでヤ!!」(PECO&CHIKO)
よく考えてみると、PECOの着たビニールのレインコートが少し短くて、
青い合羽の袖口がPECOの手首をなでなでしたようなんです。
さあ、洗っても洗っても、このにおいは頑固者。まるで(誰かさん)みたい。
……… こっ こら〜 何が(誰かさん)みたいやねん!! (誰かさん) ………
おかげでその時の食事の、まずいこと、まずいこと!!!!!
……… が〜っ はっ はっ は〜 日本人は頭がいいんじゃなかったの (� �かさん)………
……… うっ うるさ〜い!! 一寸したミスじゃ〜 (PECO) ………
…教訓その1…
皆さ〜ん、『霧の乙女号』に乗るときは、
ビニールのレインコートの手首と足首の所にゴムの入った
しっかりしたものを用意してください(もちろんフード付き)。
そして、出来れば青い合羽は使わないようにした方が良いと思います。
その上、タオルを用意して、首に巻くと良いと思います。
ついでに、カメラの防水の用意もお忘れなく!!
【失敗その2】
PECOとCHIKOは旅行の際には、二人分の荷物を一つのスーツケースにまとめます。
その方が、小回りが利くからですが、このときは中型のスーツケースしかなかったので、
それを持っていきました。
さて、ナイアガラフォールズでの滝の観光を終えて、ホテルへ戻るとき、
添乗員さんが、お土産屋さんへ連れて行ってくれました。
団体旅行では、大抵1都市に2〜3のお店に寄るようですネ
連れて行ってくれたお店(斉藤)では、入り口で『スピードくじ(3角くじ)』を呉れました。
皆それぞれに『くじ』をもらって、楽しそうに開いています。
「4等がメープルシロップ1瓶です。1等から3等までは内緒!!」 〔添乗員さん)
� ��
CHIKOが自分の『くじ』をそ〜っと開いています。
『1』らしき文字が見えるじゃあ〜りませんか!!
ドキ〜ン 「やったか? CHIKO 1等か?」
残念!! 開ききるとそれは……… 『4』でした。
次は、PECOの番です。
またまた、『1』らしき文字が見えました。
「フン 又4等か」
ところが、開ききるとこれが大当たり!!!!
何とっ!! 皆さ〜んっ !!!! 1等なんです〜っ !!!!!!!!
「やった〜 1等だ〜っ 」 (PECO)
PECOの大声に、同行者からはどよめきの渦 。
でも、こういうときって、人それぞれの人間性が現れるもんですネ〜
「おめでとう、良かったですね」と言ってくれる人がほとんどですが、
中には、
「大当たりでんな。でも気い付けなはれや〜 ええことの後は悪いことと言いまっさかいな〜」
と嫌みたっぷりに言うおっさんも居りました。
……… フン 放っといてんか!! 良いことは続くとも言うわい!! (PECO) ………
……… ホント!! 嫌みなオッチャンやネ〜!! (CHIKO) ………
何はともあれ、お店のおねえさんの所へ当たりくじを持っていきました。
「おめでとうございました〜!! 1等の� ��品はカウチンセーターで〜す!!」
「え〜っ カウチンセーター?」(PECO&CHIKO)
皆さ〜ん ご記憶ですか? カナダシリーズの第1回目。
息子の土産に、カウチンセーターを買ったこと ………
「しもうた!! 当たるんやったら買わなきゃ良かったな〜」(PECO)
「そんなん 当たるかどうか分からへんやん。お揃いでPECOが着たら?」(CHIKO)
「それもそうや!!」(PECO)
と言うわけで、カウチンセーターを買わないでゲット!! (*^_^*)
……… と言うわけでんねん 『誰かさん』 万引きとちゃいまっしゃろ? (PECO) …� ��…
……… 分かった、分かった。それにしても運がええがな〜 (誰かさん) ………
……… 日頃の行いでんがな!! 『誰かさん』と違いまっせ!! (PECO) ………
……… 喜んだってるのに!! なんや!! その言い方は!! (誰かさん) ………
……… そら〜 悪おました〜 言い過ぎでしたナ〜 (PECO) ………
さてその晩の荷造りが大変でした。
なんでってですか?
スーツケースの中では、息子の土産に買ったカウチンセーターが、
居住権を主張しており、新入りのセーターの入居を拒否するんです。
やっとこ さっとこ景品のセーターを無理矢理押し込みましたが、今度は、ふたが閉まりません。
「CHIKOも手伝ってや〜」(PECO)
CHIKOの力も借りて、エイヤッ! ! かけ声もろとも力任せにふたを閉めました。
ブチッ!! と音がして、ふたは閉まりました。 が、…………
よく見ると、スーツケースのヒンジ(蝶番のことです)がグンニャリ!!!!
まあ、ベルトで縛ってなんとか日本へ持ち帰りましたが、
スーツケースは、二度と使い物にならない姿になりました。(T_T) 南無阿弥陀仏 _(_^_)_
……… ハッ ハッ ハッ ハ〜 そりゃ災難でしたな〜 イッ ヒッ ヒッ ヒ (誰かさん) ………
……… それにしても、『ええ事の後に悪いこと』とはオッチャンもよう言ったもんでんな〜 (誰かさん) ………
……… なんとでも言いなはれ ちょうど スーツケース買い換えなと思とりましてんや。 (PECO) ………
……… ケッ ケッ ケ またもや負け惜しみでっか〜 (誰かさん) ………
…………………………………………………………… (;_;) (/_;) (T_T) (PECO)
…教訓その2…
皆さ〜ん!! 海外旅行の帰りには、どうしてもお土産で荷物が増えます。
スーツケースは、大は小をかねるの精神で、大きめのものを用意しましょう。
それと、なるべく頑丈なものを選ぶことが大切です。
……… ケッ ケッ ケ 皆さ〜ん!! 海外旅行では、欲をかかないように注意しましょう!! (誰かさん) ………
……… ナッ なんちゅうことを!! クッ くやしい〜っ!!!! (>_<) (PECO) ………
【カナダ旅行失敗の総括】
この旅行全体が失敗というお話をしましょう。
このツアーは、PECOとCHIKOの結婚○○年を記念して行った旅行で参加したものです。
普通、PECOとCHIKOの海外旅行は、団体で行くツアーには参加しません。
「現地係員が……」というものばかりです。
団体で行くツアーは、みんなでゾロゾロ、行きたくないところにも、連れて行かれるのが嫌なのです。
でもこの時は、PECOとCHIKOの晴れの結婚○○年記念!!!!
楽に行こうということになりました。
そして、旅行の日程等は、大抵がPECOが決め、旅行社にというパターンなのですが、
○○年記念ということもあり、全てCHIKOに任せたので� �。
そうすると、案の定、日本人のカナダ旅行定番品!!
8日間の日程なのに、西から東までのフル装備!!
バンクーバーに始まり、ヴィクトリア、カナディアンロッキー、ナイアガラときました。 (*_*)
しかも、カナディアンロッキーでは、これも定番の『お城のホテル』!!
バンフスプリングスとホテルレイク・ルイーズにそれぞれ一泊!!!!!
要するに、現地6泊のうち、最後のナイアガラで2連泊があるだけです。
後は、全て1泊ずつ!!!!!
PECOはCHIKOに言いました。
「ナイアガラはやめようよ。」
CHIKOがPECOに言います。
「せっか� �カナダまで行くんやから、ナイアガラへ行かなんだら意味がないわヨ!!」
PECOはCHIKOに言いました。
「ナイアガラなんて水が落ちてるだけやんか!!」
CHIKO ……… プ〜 (ほっぺたの膨らむ音) ………
わずか3日後に、PECO国は、CHIKO女王の率いる帝国に無条件降伏!!
……… みなさ〜ん、海外旅行をされた方は、分かりますよね!!
どれだけしんどいか (-_-;) ………
ホテルに着いて荷物を開けて、間もなく !! 翌早朝の荷物出しのためにあわてて閉める (@_@)
その繰り返しなんですよ!!
……… イッ ヒッ ヒッ ヒッ ヒ 分かる 分かる (自業自得じゃ)← (誰かさん) ………
……… こっ こら〜 何がおかしいねん!! (PECO) ………
この時ばかりは、PECOは食欲減退!! 睡眠不足!! 体調不良!!
一方、CHIKOは食欲もりもり!! ショッピング意欲満点!! 気分爽快!! るんるんるん!!
女性は強し!!!!!!!! 恐るべし!!!!!!!
……… クーッ クッ クッ ク (誰かさん) ………
……… でも帰ってから聞いたら、CHIKOも懲りたそうですがね。 (PECO) ………
……… PECOちゃん!! そんなん、慰めにもなりまへんやろ? (誰かさん) ………
……… まあ よろし。結婚○○年記念で、夫婦仲良く行って来たんだもんネ〜 (PECO) (^_^)v ………
……… ネ〜 (CHIKO) (^_-) ………
……… く くっ くっそう 勝手にせいや (誰かさん) ………
…総括の教訓…
海外旅行では、普通でも意外に疲れるものです。
宿泊しているホテルでは、荷物の整理が一仕事といっても良いくらいです。
夕食はたいがい遅くなりますし、朝の出発が早いことが多いのです。
したがって、一泊づつでは、身体的状態(生理現象を含めて)を整えることも、ままにならなくなります。
みなさ〜ん、せめて一つのホテルで、2連泊出来るような旅行計画を立てましょう。
団体のツアーに参加する場合も、間に2連泊を挟んだ行程のものを選びましょう!!
そうすれば、体調も万全 !! 快適な旅が楽しめると思いますヨ。
……… 何言うとんねん!! そんな上手いツアーがあるもんか!!! (誰かさん) ………
……… いや、必ずあります(キッパリ!!)。
無ければ行かないぐらいの気持ちでね!! (PECO) ………
……… その後の旅行はどないやねん!! (誰かさん) ………
……… 勿論!!その後は楽にいっとります デス ハイ!!(PECO) ………
旅行社のパンフレットは1社だけでなく、数社のものを良く検討すれば、比較的楽な行程のものは必ずありま� �。
くれぐれも、無理な行程で旅行されないように、失敗経験からご忠告いたします。
でも、失敗は失敗ですが、
「ナイアガラは、やっぱり行って良かった〜 !!」(PECO)
「そうでしょう!! あんまり失敗、失敗と言わんといてよネッ!!」
「シッ しまった!! 聞いてたのネ!!」
本当の失敗は、これをCHIKOに聞かれたことかも知れません (-_-;)
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